こんなつらい症状はありませんか?
しゃがもうとすると、膝下が痛い。 膝下が膨れあがって、押すと痛い。 階段の昇り降りで、膝下が痛い。 運動中や運動後に、膝下が痛い。 痛みで、正座ができない。成長痛は、電気治療やストレッチでは治りません。
成長痛の多くは、膝下に痛みが出るオスグッド病です。
成長期のお子さんは、成長して足の骨が伸びるのに反して、運動で筋肉を緊張させるため、下肢に強い負担を強いることになり、組織にダメージを与え、痛みが出ます。
太腿の前側の筋肉(大腿四頭筋)が膝のお皿の部分に付着し、さらに膝のお皿と脛骨との間を膝蓋靭帯がつないでいます。
膝蓋靭帯の脛骨側の付着部分(脛骨粗面部)が、成長期のお子さんはまだ骨化が終わっておらず柔らかい状態です。
そんな時期に、激しい運動をしたりして、太腿の筋肉が収縮するとその下の膝蓋靭帯が引き上げられ、その付着部である脛骨粗面部に強い牽引力が働きます。
それが繰り返された結果、その部分がボコッと盛り上がり、痛みが生じ、さらにひどくなると剥離骨折を起こします。
これが、オスグッド病です。
オスグット病は、大人になれば良くなるからと、自然に痛みがなくなるまで放置するか、痛み止めなどの対症療法を行うところが多く、施術したとしても、温めたり、大腿の前側(大腿四頭筋)のストレッチさせたりといった程度です。
これでは、いつまで経っても変わらず、時間だけが過ぎていき、結果、大切な時期に運動が出来なかったということになります。
1ヶ月以上通って変化がないのならば、時間とお金の無駄です。
下記に、実際の検査結果をご紹介します。
写真内で、青のボールペンで書かれた部分が、自覚症状がある所です。
写真内で、赤の色エンピツで塗られたところが、ここでの検査で見つけた、本人は知らない隠れた異常(結合組織の異常のみ記載)です。
男子高校生。
4年前から、オスグッド病で、右膝下に痛み。
オスグット病は〇回で治せるという整体院に2ヶ月以上通ったが、改善せず。
5回で、施術完了。
男子小学生。
8ヶ月前から、オスグッド病で、右膝下に痛み。
オスグット病は〇回で治せるという整体院に2ヶ月以上通ったが、改善せず。
8回で、施術完了。
男子小学生。
1週間前から、オスグッド病で、左膝下に痛み。
6回で、施術完了。
オスグット病は、主に10代のお子さんがなる膝下の痛みです。
痛みを感じる場所は、膝下の大腿四頭筋が付着する脛骨粗面ですので、一般的なところでは、大腿直筋のストレッチなどが指導されます。
しかし、よく調べていくと、股関節の前側や後側、太もも、すね、足の甲など広範囲に、隠れた異常が出てきます。
つまり、まず初めに足先が歪み、その歪みが上へと伝わり、その間の組織にダメージを与えていることがわかります。
上の2人のお子さんは、オスグット病は〇回で治せるという整体院に、2ヶ月間通われましたが、改善しませんでした。
なぜなら、足先からの問題があるため、膝周辺や太ももをどんなに施術しても、ダメだからです。
また、検査で調べている異常は、結合組織ですので、筋肉をどんなに緩めても、この異常はなくなりません。
つまり、離れたところに異常があることがわかっても、結合組織の異常を解消できる整体法がないと、この異常は解消できませんので、ここでないとダメという子もいます。
オスグッド病の施術は、技術と経験が必要です。
症状が改善しないのに、3ヶ月間、1日おきに通わせた続けたところが存在しますので、ご注意ください。